お菓子のような香り(果物のような香り)


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 フレグランスで果物やお菓子のようなおいしそうな香りが流行っています。
香りの分析機器の発達がこの分野を支えています。果物(アップル、ピーチ、レモン、オレンジ、メロン、マンゴー)等々。
 最近の流行りといいましたが以前からおいしそうな香りや味のする物は色々ありました。
代表的なのが、歯磨き粉、子供用のメロン、イチゴは常識ですね。大人用でもミントの香りなど当たり前に使っているのではないでしょうか?
 それはさておき、フレグランスの話に戻りましょう。
 フレグランスでフルーツの要素の入った香りとは?最近の傾向ではみなさんよく知っている香りの名前が出てくるでしょう。しかし、昔は意外な物にフルーツの要素が組み込まれています。
 ベルガモットやオレンジなどコロンには当たり前のように使われていました。主に柑橘系の香りには柑橘系のフルーツの香りは使われています。
コロンは例外にしても柑橘系の香りは昔から多くのフレグランスに使われています。
 柑橘系の香り以外にピーチの要素を使った物にゲランのミツコがあります。ピーチの要素を使った香りはミツコが初めてではないかと思います。時は1919年です。わずかな使用量で、ピーチの香りがする・・・とは言い難いくらい微量ですが、今でも、使われた香料はピーチの香りのキー成分として有名で、現在も多く使われています。

 おいしい香りとして顕著に目立った物は1994年ニナリッチのドゥシドゥラではないかと記憶しています。ピーチや、ラズベリー、パッションフルーツの香りが印象的でおいしそうな香りとして、人気を博しました。
その後、毎年のようにフルーティな香りはフレグランスの要素に取り入れられ、今ではその要素が入ってない物の方が少ないような気がします。2001年のエスカーダの限定品「トロピカルパンチ」はまさに名前のとおり飲んでしまいそうなフレグランスでした。
 
 これらのフレグランスの背景には合成香料という化学的に作られた「香りの素」が大きく関わっています。
これらは香料の名前は横文字の長ったらしい物が多いのですが、何でこんな物が・・と言うくらい。ある香料は「バナナみたい」、「リンゴみたい」とフルーツの特徴を持った物が数多くあります。名前からは想像できない代物です。
 フレグランスのトップノートには柑橘系の香りが・・・というのが昔からの常識的な事柄でしたが、最近は柑橘系にとどまらず、トップノートにはフルーツ様の香りが当たり前になってきています。
 
 また、最近は「みんな似たような香りだねぇ」と思いませんか?分析機器にかければ「このフレグランスはあれこれこんな香料が使われて・・・」、なんて簡単にわかってしまうんですよ。と言うことはそのデータをもとに香料をセレクトして。似たような香りを作るなんてこともできるんですよ。
 昔の調香師はそんなことにならないように複雑な構造のフレグランスを作ったそうで・・。(と言うより天然香料が多かっただけですが・・・)
 詳しく書くと長くなるので簡単にまとめると、天然香料をたくさん使っている昔のフレグランスはいろんな要素の香りが微妙に絡み合っているので、なんの天然香料を使ったのかを特定するのが大変で、それに加えて合成香料や自前のベースと言われるオリジナルの調合香料(自分で作った香りの部品のような物)を混ぜたり複雑だったので大変だ作業だったと言うことです。
 今のフレグランスは香料の数が少なく作っていることや、天然では出せなかった香りのニュアンスを少ない合成香料で表現できるので、昔の香りよりすっきりとピンポイントで香りのタイプを表現できるようになりました。
 たとえば、ピーチの香り。今では、合成香料をいくつか使えばそれらしくなるのですが、昔は天然香料とわずかなピーチっぽい合成香料で雰囲気を出すという無理矢理に似せると言う感じで、調香師の方々も苦労したようです。
 これからも、フルーツの香りは多くのフレグランスに応用されることでしょう。

雑談ですが、水っぽい香料もあるんですよ。嗅ぐと水の匂いだ・・。水の匂いっていったい・・・・。ちょっと、?考えてしまうけど、水の匂いなんですよ。これが・・・。
 おもしろいところでは、しょうゆの香りなんて言うのも、味はしないけど、しょうゆの香りがする・・・。不思議ですよ。香料って・・・。

ご注意
一部表現や、事実とこれは違うぞ!っていう所があると思いますが(あるんですがいくつか)その道の方々、大目に見てやってください。「香りの素」って言う表現も厳密にはおかしいのですが、わかりやすくするために無理矢理使っている所もあるので・・・。簡単に説明って難しいです・・。